福田洋一

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福田洋一

専門

チベット仏教哲学

現在の研究テーマ

 チベット仏教論理学およびチベット仏教の教義の存在論的基盤について、言語論的な視点から研究しています。

 チベットで独自に発達したチベット仏教論理学の各種テキストを比較検討し、他の言語に還元できない独特の構造と文法を抽出しようと試みています。その成果を元に、チベット最大の宗派ゲルク派の開祖ツォンカパ・ロサンタクパの中観哲学が、チベット論理学の伝統を踏まえた言語論的な思想であることを明らかにしようとしています。

経歴

1980年3月埼玉大学教養学部卒業
1980年4月東京大学大学院人文科学研究科修士課程(印度哲学専攻)入学
1983年4月東京大学大学院人文科学研究科博士課程(印度哲学専攻)進学
1985年4月財団法人東洋文庫専任研究員(チベット研究室)就任
2002年4月大谷大学文学部(人文情報学科)助教授
2004年4月大谷大学文学部教授

最近の研究業績

  1. 「チベット論理学におけるldog paの意味と機能」『仏教学セミナー』(2005年)
  2. 「ツォンカパによる言説有の言語論的解釈」『印度学仏教学研究』53-2 (2005年3月)
  3. 「ツォンカパの中観思想における二つの二諦説」『大谷學報』83-1 (2004年)
  4. 「ツォンカパの中観思想における言語論的転回について」『印度学仏教学研究』52-2 (2004年3月)
  5. 「初期チベット論理学におけるmtshan mtshon gzhi gsumをめぐる議論について」『日本西蔵学会々報』49 (2003年3月)
  6. 「ツォンカパが文殊の啓示から得た中観の理解について」『印度学仏教学研究』50-2 (2002年3月)
  7. 『西蔵仏教基本文献』第7巻 Index to the Propositions of Tibetan Logic. 東洋文庫 (2002年3月)

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学科関連の担当科目

  1. 2005年度シラバス
  2. 2005年度時間割

メッセージ

 専門の研究は、かなり特殊なチベット論理学の研究です。こちらは毎週、東京でずっと講読会を開催して、極めて難解なチベット論理学書の読解に励んでいます。本当に難解で、自宅で準備をしているときには、呆けてきたのではないかとおもうほど、混乱してよく分からないままに出かけるのですが、講読会では、若い東大の大学院生もやはりよく分からず、説明をしているうちに、段々霧が晴れるように分かってきて、まだ呆けたわけではない、と安心しています。

 もう一方では、プログラミングが趣味で、これも何かを作っていたり、新たなプログラミング言語の勉強をしていると時間を忘れてしまいます。大谷大学では、思いっきりUnixやプログラミング、Web作成を楽しんでいます。

関連Webサイト

tibet.que.ne.jp by Yoichi Fukuda
チベット仏教研究関係とコンピュータ処理に関しての福田の個人サイトです。
チベットとコンピュータな日々(ブログ)
チベット学関係論文の話題(のつもりがこれはほとんどありません。)、プログラムの作成日誌、大学での活動日誌を備忘録として、日々記事をアップしています。